2008年10月20日月曜日

制作会社の採用話

昨日、授業終わりに就職セミナーに出た。
ポートフォリオ制作のことや、
制作会社の人事担当者が採用したい人材について
貴重な話しが聞けた。

某有名広告代理店の人事担当者のお話し。
採用時に注意するところは?
◎デザインスキル、アプリケーション能力は最低限の必須事項
◎採用時には、会社が成長するためにどんな人材が必要か
◎技術的にも経験値にも未熟なところがあっても、伸びシロがあり期待がもてる人材
◎中途採用者は、過去の経験を重視(特に失敗談)
 過去のプロジェクト→失敗→考察→乗り越える
◎成功談ばかり話す人はNG(ウソをついていると思う)
◎向上心・好奇心旺盛、最新技術を積極的に取り入れようとしている
◎上司の言うことをすぐ理解できる飲み込みの早い人
◎豊かな人間性を持っていること


一番大事なところは、最後の「豊かな人間性」だそうな。
なるほど。あたしは、てっきりスキル重視だと思ってたけど
最後は人間性なのか~。。。


ちなみに、毎年選抜で開催する「クリエイターズオーディション」。
有名企業を招待して生徒たちがプレゼンするのだ。

2ヶ月前だっけ、クリオ開催したときに取った企業アンケートに
これまた聞き逃せない情報が。

プレゼン終了後
★採用時のポイント
 1.コミュニケーション能力
 2.人柄(この人と一緒に仕事がしたいと思えること)
 3.社会人としてのマナー
 4.作品やポートフォリオ
 5.企画力
作品・企画力は意外とそんなに重視されないのか。

★必要とする職種
 1.デザイナー
 2.コーダー
 3.フラッシャー
 4.ディレクター

★学生に不足しているもの
 flashに頼りすぎている
 SEO対策
 リアリティ
 クライアントワーク
 ビジネスセンス
 マーケティング能力

要は、現実問題リアルにビジネスができるのか?
ということですね。
確かに卒制では自分の趣味に偏った印象があるなあ。
学生作品だから、プロから見ればクオリティは「まあまあ」であるから
あとは実際仕事となるとどうなるか気になるところ。

ウチの卒業生は「Dreamweaverなどのソフトに依存している」と言われているらしい。(先生談)
DOCTYPE宣言やエディターでサイトのひとつも作れずにwebデザイナーを名乗るなと。

胸に突き刺さりますな。(T_T)
練習あるのみです。

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